Visual UnixTime

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UNDERSTANDING UNIXTIME

UnixTime:世界を繋ぐ「最小で最強の約束事」

UnixTime(ユニックスタイム)が生まれた背景には、コンピュータ黎明期の切実な課題がありました。当時の開発現場では、プログラムごとに異なる日付表現やタイムゾーン解釈が混在し、時刻処理の整合性を保つのが難しかったのです。

なぜ「文字列」ではなく「数値」だったのか

UNIXの設計思想が選んだのは、時刻を文字列ではなく、単一の数値として扱う方法でした。 いわゆる UNIXエポック(epoch)からの経過秒で管理する発想です。

  • 計算が単純になる:前後比較は整数比較、経過時間は引き算で求められる。
  • 互換性が高い:OS・言語・地域が違っても、同じ瞬間を同じ値で共有しやすい。

この実務的な強さが、UnixTime(POSIX time)を長く使われる標準に押し上げました。

1970年1月1日という起点の意味

UnixTimeの基準は 1970年1月1日 00:00:00 UTC です。 この日付には象徴的な物語より、当時の実装・運用上の都合が大きかったとされます。重要なのは日付そのものより、世界中のシステムが同じ起点を共有することにあります。共通の基準があることで、分散システムやネットワーク越しのデータ連携が成立しやすくなりました。

現代インフラを支える「見えない背骨」

試行錯誤を経て定着したUnixTimeは、現在ではクラウド、モバイル、IoT、ログ基盤、API連携まで幅広く使われています。時刻を「計算可能な資源」に変えた点こそ、最大の価値です。

もちろん課題もあります

2038年問題

32bit符号付き整数の上限到達問題(64bit化で対策が進展)。

うるう秒対応

UTCとPOSIX時間の扱い差が、厳密同期の文脈で論点になる。

用語集

項目名
解説
UnixTime(ユニックスタイム)
1970-01-01 00:00:00 UTC を 0 として、そこから何秒たったかを表す数値。例:1700000000 のような整数。
POSIX time(ポジックスタイム)
Unix系OSで標準化された時刻の数え方。実務上は UnixTime とほぼ同義で使われることが多い。厳密には「うるう秒を連続秒として数えない」など定義上の特徴がある。
UNIX
1969年頃に生まれたOS(オペレーティングシステム)とその設計思想。「小さくシンプルな仕組みを組み合わせる」文化で知られる。
OS(Operating System)
PCやサーバーの基本ソフト。アプリを動かす土台。例:Linux、macOS、Windows など。
エポック(epoch)
時刻を数えるときの基準点(起点)となる日時。UnixTimeでは 1970-01-01 00:00:00 UTC。
UTC(協定世界時)
世界共通の基準時刻。国や地域の時差を入れる前の標準の時計。ログやAPIではまずUTCで扱うのが定石。
タイムゾーン(Time Zone)
地域ごとの時差ルール。例:日本は JST(UTC+9)。
JST(Japan Standard Time)
日本標準時。UTCより9時間進んでいる(UTC+09:00)。
文字列(String)
「2026-02-13 12:34:56」のような文字としての時刻表現。表示には向くが、比較・計算は数値より手間が増えやすい。
整数比較
大小を数字として比べること。UnixTimeだと「どちらが新しいか」を高速・単純に判定できる。
経過時間(Duration)
2つの時刻の差。UnixTime同士なら引き算で秒数が出る。
互換性(Compatibility)
異なるOS・言語・システム間でも同じように扱える性質。UnixTimeは互換性確保に強い。
分散システム(Distributed System)
複数サーバーが協調して動くシステム。時刻基準がバラバラだと不整合が起きやすい。
ネットワーク越しのデータ連携
別マシン・別サービス間でデータをやり取りすること。共通時刻(UTC/UnixTime)が整合性の鍵になる。
クラウド(Cloud)
インターネット経由で使うサーバー・サービス基盤。時刻はログ・課金・認証など多くの機能で必須。
モバイル
スマホアプリや端末側システムの総称。サーバー連携時に時刻統一が重要。
IoT(Internet of Things)
センサーや家電などモノがネット接続される仕組み。イベント記録に時刻が多用される。
ログ基盤(Log Platform)
システムの記録(ログ)を収集・検索・分析する仕組み。時系列で並べるため、時刻の正確さが生命線。
API連携
システム同士がAPIで機能・データを連携すること。有効期限・更新順判定に時刻が使われる。
インフラ(ITインフラ)
アプリを動かす土台(サーバー、ネットワーク、DBなど)。
2038年問題
32bit符号付き整数で秒を持つ実装が 2038-01-19 に上限へ達する問題。古い32bit環境では要対策。64bit化で多くは緩和。
32bit符号付き整数
約-21億〜+21億の範囲を表せる整数型。UnixTime秒の上限が2038年に到達する。
64bit化
整数の表現範囲を大幅に広げる対応。時刻上限問題への主要対策。
うるう秒(Leap Second)
地球自転とのズレ調整のため、UTCに稀に追加(または理論上削除)される1秒。高精度同期では扱いが難しい。
厳密同期(Strict Synchronization)
サーバー間で時刻を非常に高い精度で合わせること。金融・通信・分散DBなどで重要。
共通土台(Common Baseline)
異なるシステムが同じルールで接続できる前提。UnixTime+UTCはその代表例。
黎明期(れいめいき)
技術が立ち上がり始めた初期段階。